2019年度 学術大会

2019年度 四国歯科医療管理学会第19回学術大会が令和元年8月18日(日)香川県歯科医療専門学校7階8020ホールにて開催されました。

少子高齢化の中、事業承継税制が法人版では2018年から、個人版では2019年から新設されたことを受けて、「100年続く歯科医院 -医院承継成功へのロードマップ-」と題して、特別講演1題、一般講演5題が行われました。

特別講演1では、税理士法人イースリーパートナーズの鈴木やちよ税理士から、「きっとうまくいく!歯科医院承継」と題して、承継の中でも相談の多い「親子承継」と「第三者承継」をテーマに、実際にあった事例をケーススタディとして紹介、それぞれにおけるポイントを整理していただくとともに、スムーズに事業承継を行うための事前に押さえておくべき知識とその対策を最近の事情や傾向を交えながら解説していただきました。

 一般講演5題の中の3題はやはりテーマに沿った演題で、高知県開業の織田歯科医院、織田英正先生からは「1885年から続く歯科診療所」、香川県開業の武部歯科医院、阿部(旧姓武部)祐理子先生からは 「100年目を迎えた歯科医院」、香川県開業の鈴木歯科クリニック、鈴木 敬三からは「2.5代目の『新規親子開業』10年を経過して、いま思うこと」と題した講演がありました。

 一般講演5題の中の2題は、愛媛県開業の寺川暢博先生から「四国における歯科衛生士・歯科技工士新卒生数を予測する。」と題して、今後3年間で新たに歯科衛生士になる人数、2年間で歯科技工士になる人数を予測した講演と、徳島大学大学院医歯薬学研究部総合診療歯科学分野河野文昭教授から「顎堤吸収の著しい患者に対する軟質リライン義歯」と題して、2016年、2018年の保険改定で保険に収載された各種軟質リライン材の特性や使用方法、メリット・デメリット等、超高齢社会におけるその意義についての講演でした。

 講演が終わって最後には、30分間のパネルディスカッションが行われ、4名の演者がパネラーとして登壇、質疑応答に応えながらテーマへの理解を深めました。